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院長から飼い主の皆様へアドバイス!

肛門腺について

院長から飼い主の皆様に向けて、ペットに関するアドバイスを掲載しております。排泄や肥満など、日々の飼育で見落としがちな生活習慣についてまとめておりますので、是非ご一読ください。

肛門のう
受診中の犬

犬や猫の肛門の左右には、肛門腺という「におい袋」のようなものがあって、においの強い分泌液がたまります。
肛門腺の中の液体は、通常排便時に肛門周囲の筋肉が収縮することで、便と一緒に出ますから、たまりにくいのですが、中にはうまく出せない子がいます。たまってくるとムズムズして気持ちが悪いので、お尻を地面にこすりつけたりするようになります。炎症が起こると肛門周辺の皮膚が赤くなって腫れて、触ると痛がるようになります。さらに炎症が進むと、皮膚の表面が赤紫色に変わってきて、ついには皮膚が破れ、血液と膿が混じった分泌液が傷口から流れ出ます。
肛門腺が化膿した時は、化膿止めの薬を服用し、傷口を消毒して治療します。頻繁に化膿する時は、手術で肛門腺を摘出することもあります。
自分で肛門腺の中の分泌液を出せない子は、飼い主様が定期的にしぼってあげてください。
しっぽを上に引き上げて、肛門の左右斜め下の位置を、親指と人差し指で下から上に押し上げるように強く圧迫すると、肛門から分泌液が出てきます。においの強い液が飛び散ることがありますので、顔などにかからないように、ティッシュペーパーをあててください。

肥満について

肥満が『万病のもと』であるのは、犬も猫も人と同じです。
近年増加傾向にある糖尿病・関節疾患・心疾患・腫瘍をはじめ、急性膵炎や猫の下部尿路疾患などは肥満が大きなリスクファクターになります。

肥満についての図

最近、人と暮らしているペットたちに、肥満または肥満予備軍が増えているようです。
肥満の主な原因としては、日常的な摂取カロリーの過多と運動不足が挙げられます。また様々なメリットがある避妊・去勢手術ですが、手術後はホルモンバランスの変化で活動量の低下・食欲増進が起こり、筋肉が落ちて脂肪がつきやすくなります。
カロリーの要求量は、年齢によって変化しますので、幼犬・成犬・高齢犬には、それぞれに適したフードを選びましょう。猫も同様です。減量が必要なら、ダイエット用のフードもあります。
単に与えるフードの量を減らしてダイエットさせようとすると、体に必要な栄養素が欠乏する可能性があります。筋肉量を維持し、脂肪を燃焼させて健康的にダイエットさせるためには、ダイエット用のフードがお勧めです。

肥満から理想的な体重へと減量を成功させるためのポイント

POINT 1
食事量を決める

食事量を決めて、それを守るようにしましょう。また1日1回の餌やりよりも2~3回に分けて与える方がエネルギーの消費が多くなり、空腹感も和らぐので太りにくいと言われています。

POINT 2
規則的な運動を取り入れる

毎日適度な運動をさせるのが、減量に大変有効とされています。犬なら、日に数回の散歩をさせたり、室内飼いの猫では、自発的な運動ができるような環境(特に上下運動ができる家具や遊具の配置)を整え、猫が甘えてきたりじゃれてきた時にしっかり遊んであげるようにしましょう。減量期間中は定期的に体重測定を行い、その記録を残しダイエットの進み具合を把握しておきます。ペットの健康のために頑張る励みになります。

POINT 3
ダイエット中はペットの体調に注意する

肥満の猫は急激に摂取カロリーが少なくなると脂肪肝(肝リピドーシス)になることがあります。
目標体重を定め、ゆっくりと減量を行ってください。
また、食べる量は変わらないのに痩せてくるという場合には、病気の疑いがありますので、動物病院にご相談ください。